こんにちは! Nishi です。
GKは、本当に大変なポジションです(^^;
それは、技術的にもメンタル面でもとても難しいです。
だからこそやりがいのあるポジションなのかもしれません^^
しかし、苦労は本当に多いです。
それはプロの世界だけではなく、GKを志す者の宿命でもあると思います(^^;
第2GKの苦悩
GKは、試合となると一人しか出場できないし、たとえ控えGKだろうと途中出場もよほどの事がない限りその試合には出場できません。
試合に出場するには、まずは実力でそのポジションを勝ち取ること。
競争の世界なのでそれが一番望ましいことです。
しかし、やはりひとつしかないポジションを勝ち抜くのはこれまた厳しいものです。
たいていは、どんな選手でも第2GKからのスタートだと思います。
試合では一人しか出場できないので、第2GKともなるとその試合に出場することはまずありません。
試合に出場するチャンス自体が他のポジションに比べると少ないのです。
途中出場する時は、レギュラーのGKがケガをしたり退場になってしまった時です。
その時に、チャンスを掴めるかどうか一発勝負的な要素が加わってきます。
そのチャンスを掴めなければ、紹介した記事のフォスター選手のように、すぐにお役御免という事になってしまいます(-_-;)
きちんとチャンスを掴めるかどうかも実力が出てきますね。
チャンスを掴むためにすること
このようなチャンスはいつ来るかわかりません。
その為に、不意な出来事に常に備えておく事が大切です。
このブログで口酸っぱく言っていますが、やはり準備する・備えるというのはGKだけではなく何をするにも必要なことだと僕は思っています。
GKの話に戻すと、第2GKとしてするべきことは、他のフィールドプレイヤー以上に試合の流れをよく見ておいて欲しいです。
特にGKが途中出場するというケースは、悪い状況になっている場合がほとんどです。
考えられるケースとしては、
①GKが退場した=人数が少なくなっている。
②GKが負傷して続行不可能=決められている交代枠を余分に使ってしまう。
③GKのミスが多い=大量失点している。
だいたいこのケースです。
勝っている状況かもしれませんが、勝ちにいくにしても難しい局面であるというのはわかるかと思います。
体調的に万全な状態を保つだけではなく、この難しい局面の中で失点をしないように仕事をこなさなければなりません。
これが控えGKの調整の難しいところですね。
逆を言えば、このケースを想定したコンディション作りや練習をしておけばチャンスを掴めるという事になります。
例えば練習のゲームでも、サブ組はわざと途中から人数を一人少なくして数的不利な状況のゲーム練習にすることも組み入れてもいいと思います。
突然のトラブルも、予めトラブルを想定した練習メニューを作ることも検討しておくことも必要かと僕は思います。
おわりに
僕自身、性格的には小心者だと思います(^^;
気が小さいからこそ、慎重に安全に事を進めたいと思っています。
サッカーは、失点するごとに負けのリスクが高まるスポーツです。
GKはチームが負けるリスクを減らさないといけません。
その為にも、他のポジションより失点されないように準備する必要があります。
相手が攻撃してこないことを祈っているようだとGKとしては失格です。
相手に攻撃を諦めさせる防備が大事なのです。
レギュラーGKの代わりに出場しても、相手側に「あっ、第2GKが出てきても有利にならないなぁ」っと思わせるようなチームとしての戦力、また個人スキルを高めて欲しいですね。
GKとして求められる能力として準備する力は育成年代から強く意識してもらいたいです。
正直、GKだけではなく、日本サッカーの弱点のひとつがこの準備力だと思っています。
これまでのワールドカップでの敗退を見ても、結局のところ予測できた事が対応できなかったケースばかりです。
メディアもきちんとそこを取り上げないから、いつまで経ってもサッカー協会は同じ過ちを繰り返していまいます。
こういった負のサイクルを終わらせる為にも、今サッカーを頑張っている人達や応援している側も準備力と事前分析力を身につけて欲しいです。
それでは今日はこのへんで。
ご拝読ありがとうございました。
了
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