こんにちは! Nishi です。
コロナ禍の影響でJリーグも中断しています。
外出自粛期間も当初はゴールデンウィーク明けまでとのことでしたが、それ以上に長引きそうですね(^^;
そんな中、かねてより噂があったリーグ戦の開幕についてこの際、秋→春制に移行してはどうかという案がまことしやかに囁かれ始めました。
秋→春制は、個人的には豪雪地帯が多い日本では厳しいのかなっと思っています(^^;
過去記事です⇓
この秋春制の他にも、リーグ戦の開催方式について物議を何度も醸しています。
その中でも有名なのは、リーグ戦の2シーズン制だったのではないでしょうか。
Jリーグ黎明期の2シーズン制
2シーズン制とは、ファーストステージ・セカンドステージと日程を分けてリーグ戦を開催する方式です。
前期・後期ともいいますね(^^;
Jリーグが始まった頃はこの2シーズン制でした^^
Jリーグはまだ10クラブしかなく、日本にサッカーというものが根付いていませんでした。
これから興行的にも成功させて、サッカー文化を根付かせる為にも盛り上げないといけませんでした。
その為、優勝争いの山場を増やして最後に年間チャンピオンを決める、この2シーズン制が導入されました。
何か物事を始める時は勢いが大事とよくいいますから、盛り上げる為に試行錯誤した結果だと思います(^^;
しかし、この2シーズン制も問題点がありました。
まず、世界の主要リーグはほとんど1シーズンで開催しています。
ただでさえ、サッカーの分野では遅れている日本にとっては、世界のスタンダートと逆の道を歩むのは、これから発展させていくことを考えれば大きなマイナスになります。
二つ目は、年間チャンピオンを決めるにあたって不公平感がある事です。
例えば、前期で全敗しても、後期で優勝して更にチャンピオンシップで優勝すると、年間通して頑張ったチームが優勝出来ないという不公平が生まれてしまいます。
観ている方も、なんだかスッキリしませんしね(^^;
まずはクラブ数が増えてきて、一部二部制が国内で馴染むまでの間2シーズン制を布く方向性だったようです。
1シーズン制に移行。しかし・・・
そして、2005年シーズンから1シーズン制に移行しました。
往年のサッカーファン達からしたら、これで国内のサッカーリーグも世界基準で行われるようになるんだと期待に胸を膨らませていました^^
しかし、興行的な目的から2015、2016シーズンに2シーズン制が復活してしまいました。
Jリーグとしては、観客動員が伸び悩み、少しでもチケット売り上げを稼ぐ為に2シーズン制を復活させました。
これには、サッカーファンから猛反発がありました。
前述のように不公平な順位の決め方になり、サッカーをあまり詳しくない人からするとわかりにくいのでファン離れに繋がる懸念を指摘されていました。
そのような声は届かず、ゴリ押しするような形でこの2年間は2シーズン制で開催されました。
これでかなりサッカー協会は顰蹙を買ってしまいました。
2017年以降もこの2シーズン制を続ける方針でいましたが、海外資本のスポーツ配信サービス会社DAZNがJリーグの放映権を10年間2100億円で買うと手の平を返したように1シーズン制に戻りました(-_-;)
まぁお金は大事なのはわかるけど、このあからさまな手の平返しはちょっとなぁ・・・っと思いながらもわかりやすい1シーズン制に戻ったのは嬉しいことです^^
おわりに
当面Jリーグは1シーズン制で開催されると思いますが、今後何が起こるかわかりません(^^;
しかし、これからファンを拡大させる意味でもわかりやすいリーグ方式は必要だと思います。
2シーズン制のプレーオフは、どうも後でゴタゴタが残る感じがします(^^;
リーグ戦の開幕も今後現状維持か秋春制にするかはわかりませんが、スポンサーの意向ばかりではなく、ファンの視線や選手のコンディションを第一に考えた運営をこれからも期待したいですね。
それでは今日はこのへんで。
ご拝読ありがとうございました。
了
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