こんにちは! Nishi です。
サッカーだけではなく、子供には何かしら習い事はさせたいと思いますよね^^
うちの下の姪っ子も、今春晴れて小学生になりました。
姪っ子曰く、英会話教室に通えると息を巻いております。
姉が英語の塾に通いたかったという想いもあり、子供達には英語を習わせるのが家庭の方針のようです。
自分が親になったら、やっぱり自分が学生時代やっていたスポーツや習い事を習わせたいと思うのは、多かれ少なかれあると思います^^
僕もそういう気持ちはあります。
しかし、それが本当に子供の為になるのか?ということに今日は触れたいと思います。
親とどうしても比較される”二世”選手の苦悩
記事で取り上げられているルーマニアのハジ選手のお父さんは、僕らの年代以上のサッカーファンなら誰もが知る名プレイヤーです。
ルーマニアだけではなく、それこそ世界中のサッカーファンの注目を浴びる選手でした。
そんな偉大な父親を持った彼が、これまで小さいころからサッカーをやってきて、常に父親と比較と同時に期待を背負ってきてプレイしていました。
そのプレッシャーというものは、計り知れないものだと思います(^^;
僕ら庶民のやり取りでも、「あのお宅のお父さん足速かったから息子も速いよねー」とかってよくある話だと思います(^^;
それが有名なスポーツ選手なら、尚更余計なプレッシャーがかかるのは、可哀想だけど宿命なのかもしれませんね・・・
ハジ選手は、そのプレッシャーに負けずにプロ選手になりましたが、ただプロ選手になっただけでは納得されず、周囲の目は更に期待の視線を送ってしまいそうですね(^^;
次は、父親を越えろ!という期待が、これからサッカー人生にまとわりつくと思います。
その普通の人には味わえない、見えないプレッシャーを克服してスターダムに登れるかも注目ですね。
身代わりアスリートになってはいけない
親やコーチの立場からすると、やっぱり子供や教え子がたくさん活躍して欲しいと願うのは当たり前の事だと思います。
それが、自分がやっていたスポーツなら尚更の事だと思います。
しかし、そういった親に対して身代わりアスリートという問題があることも忘れてはいけません。
身代わりアスリートとは、親やコーチが自分が果たせなかった夢を子供に託し、過度に期待をするあまり子供にプレッシャーをかけてしまう事です。
適度に期待や応援は良いことだと思いますが、度が過ぎると子供が追い詰めてしまい、その結果子供はそのスポーツ自体を楽しむのではなく、親やコーチが喜ぶから頑張るというものに変わっていってしまいます。
そうなるとどうなるかは、およそ想像がつくと思います。
最悪、そのスポーツや習い事を嫌いになってしまいます。
子供のスポーツや習い事は、子供達本人が楽しむものという原点を忘れてはいけないと僕は思います。
おわりに
スポーツや習い事に限らず、教育全体にも同じ事が言えると思います。
だからといって、甘々な教育をしろとは言いません。
一歩間違えると、何事にも意欲を失った人間になってしまいます。
教育の原点には、普段からの道徳教育というのもあります。
助け合い精神を教える反面、それだけでは通じない社会の厳しさも教えなければいけません。
人を育てるというのは本当に難しいことだと思います。
子供達には、一方向だけの偏った考え方より、多角的に見た広い考え方を身につけて大人になって欲しいと願っています。
それでは今日はこのへんで。
ご拝読ありがとうございました。
了
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