こんにちは! Nishi です。
今日は男の料理デーです^^
今年は暖冬で、雪が降らない日が多いですが寒さは変わりませんね^^;
しかし、ここ最近はまとまった雪は降ってきますね。
でも次の日には融けてしまうので、あんまり雪が積もって欲しくない僕にとっては嬉しいシーズンかもw
そんな冬の時季に旬を迎える郷土料理があります^^
それがこちら、ゴッコ汁です^^
ゴッコは通称で、正式名称はホテイウオです。
おそらく皆さんは、馴染みのない魚だと思います^^;
生息水域は、北日本全般の海域にいるみたいなのですが、食文化としてある地域は、渡島半島東部から青森~岩手の太平洋側北部のようです。
正直、小さい頃から馴染みのある魚なので、どこにでもいるもんだと思っていましたw
顔が七福神の布袋さんに似ている事から、ホテイウオと名付けられたそうですが、地元では誰もその名で呼びませんw
なかなかグロい風貌ですが、味は淡白で食べやすいです^^
アンコウのようだとよく言われますが、まさしくアンコウと同じく普段は深海に潜んでいるお魚です。
その為かどうかはそこまでわかりませんが、身はプルプルしています^^
普段は深さ100mくらいの海の底にいますが、産卵の為に、この冬の時季に浅場に浮上してきます。
漁もその時季の、1月末~2月上旬が漁期となっていますので、この時季にしか食べられません。
それでは調理しながら特徴を説明していきます。
作り方は家庭でそれぞれ違うと思いますが、うちで作る調理法を伝授致しますw
まずは、皆さん気づいたと思いますが、身体全体がプルプルしているので、熱湯をかけてヌメリを取ります。
鱗がないので、そのまま手でこするとヌメリが簡単に取れます^^
お腹はこんな感じです。
大きな吸盤があるので、ここに包丁を入れて吸盤を取ります。
そのまま腹を捌いて、中から内臓を取って捨てます。
卵と肝は使います。
特に、卵がないとゴッコ汁は完成と言えませんw
身は深海魚なので、骨ごと食べれるのでぶつ切りでオッケー。
身はオスの方が弾力があるので美味しいです^^
うちでは、オスとメス1匹ずつ使いますね。
他に入れる材料は長ネギ一本と絹ごし豆腐一丁だけです。
後は、普通に鍋にお湯を沸かして、煮だったら身から先に入れます。
ひと煮立ちしたら次は卵を投入
鍋の中でかましながら卵をほぐしていきます。
灰汁がたくさん出てくるので、根気よく取ります^^
灰汁を取ったら長ネギと豆腐を投入。
醤油をお玉4杯分くらい入れて、ひと煮立ちしたら完成です。
出来上がりはこんな感じです^^
材料さえ切ってしまえば、あとは簡単に出来ます。
盛り付けはこんな感じです。
北海道南部地方の郷土料理、ごっこ汁です。
— nishi (@nishi32099839) 2020年2月16日
1月末~2月初旬しか食べる事が出来ません。
身はプリプリして肌に優しいコラーゲンたっぷりです。最後に汁といっしょに飲み干す卵のプチプチ感が堪らなく美味しいです。
一度召し上がってみて下さい👍#ごっこ汁#函館 pic.twitter.com/du7UdJS4Gc
身はプリプリして淡白な味で美味しいです^^
プリプリしすぎてなかなか箸で掴むのは難しいですが・・・^^;
最後に汁を飲み干す時に、口の中に広がる卵のプチプチ感もサイコーです。
今の期間しか食べられない北海道・道南地方の郷土料理です。
来る機会がありましたら是非一度食べてみて下さい^^
それでは今日はこのへんで。
ご拝読ありがとうございました。
了
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