こんにちは! Nishi です。
Jリーグの日程は全て終わりましたが、国内ではまだ試合が行われています。
それは天皇杯です。
先日、準決勝が行われヴィッセル神戸と鹿島アントラーズがそれぞれ勝ち上がり、元日の決勝戦進出を決めました。
タイトル戦には強い鹿島と初タイトルを狙う神戸。
元日の決勝戦は、熱い戦いになりそうです^^
さて、この天皇杯なんですが歴史は古く今回で99回目なのです。
他に歴史の古い全国大会といえば、1915年開催の夏の高校野球でしょうか。
それに次ぐ歴史ある大会です。
大正時代から続くこの天皇杯も、日本サッカーの創成期という事もあり、当時の強豪チームといえば東京高師学校や、その学校の卒業生が赴任した学校でサッカーを普及した縁で高師学校のOBチームが優勝チームに名を連ねてます。
東京高師学校というのは、今でいう教育大学のような学校の事です^^
日本のサッカーの歴史は、明治時代からの近代化と同じく西洋からいろいろと学ぶために、学校教育の一部としてサッカーがありました。
当時サッカーの面白さに惹かれ、高師学校で学んだ教師が赴任した学校で、
「サッカーは校技とする」
っというくらいにサッカーに熱を入れた人もいました^^;
実はこの学校が今の藤枝東高校で、静岡県がサッカーの県になったルーツだといわれています。
他にも埼玉県も東京高師学校卒業した人が、現在の埼玉大学に赴任した時にサッカー部を創設したのがきっかけで県内にサッカー広まっていきました。
東京高師学校出身者が、どんどん全国に赴任していくことによってサッカーが日本中に広まっていきました。
その後昭和になってからは、早稲田大学や慶應大学など大学OBチームが優勝チームに名を連ねます。
この大学関係チームの時代がしばらく続き、昭和40年頃から実業団チームが優勝していきます^^
結構サッカーは最近流行ってきたイメージが強いですが、歴史は野球並みに日本では古いのです。
教育の一環として広まっていったサッカーですが、同じくらいの歴史がある野球に後れをとったのはやはりメディアの力かなっと個人的には思います^^;
今のようにインターネットなど無い時代、情報といえばテレビとラジオと新聞ですから、そのメディアが会社全体で後押しする野球にどうしても偏ってしまいます^^;
そういうバックボーンを持たなかったサッカーは、世界的には圧倒的にサッカー人気が高いが、日本ではそこまで熱を帯びなかった要因のひとつかなっと思います。
しかし、今のネットの時代では国内の試合の他にも、海外の試合も手軽に観れるようになりました。
メディアの露出のアドバンテージも、ほぼなくなった今はそういった悩みを抱くこともなくなりました^^
純粋に競技の面白さと、観戦することによって観戦した人をどれだけ”幸福”にできるかで勝負してもらいたいです。
元日の決勝戦は、Jリーグ屈指の名門クラブvsイニエスタを筆頭に世界的スターを要するタレント軍団の、始まる前から高揚感高まる対戦カードです^^
対戦カードや優勝クラブから、後になって当時の時代を振り返れるようなカップ戦がこの天皇杯だと思います。
ともあれ元日決戦は、次世代への記憶に残るような好勝負を期待したいと思います。
今日はこのへんで。
ご拝読ありがとうございました。
了
⇓参加しています。ポチっとしてくれると励みになります。