こんにちは! Nishi です。
週末は各地でサッカーの試合が行われています。
国内・国外問わず皆、得点を取るためにあの手この手で攻めてシュートを打つ。
またそれを防ぐ為に必死に防衛する。
そんな攻防がサッカーをはじめ、球技の魅力だと思う。
そして、その必死の防衛の網目を掻い潜り、得点を決めるとなると喜びも格別である。
ゴールの瞬間があんなに大騒ぎになるのは、そんなプロセスがあるからだと思う。
人々を熱狂させるゴールの瞬間は何にも代えがたい。
そんなゴールに纏わるお話。
読者の皆様は、次の質問をされたらどちらを選びますか?
「9本のスーパーゴールと10本の平凡なゴール。選ぶならどっち?」
人それぞれ解答は違うかと思います^^
これは30年くらい前に活躍した、元オランダ代表のファンバステン選手があるインタビューで質問され次のように答えました。
「迷わず10本の方を選ぶ」
ファンバステンは190cmくらいの長身ながら足元の技術も高く、その技術を活かし信じられないようなスーパーゴールを数多く生み出した選手です。
そんなスーパースターが、迷わず平凡な方を選ぶと言ったのは奥が深いと思う。
華麗にアクロバティックなシュートや綺麗な放物線のようなシュート。
どれも ”ザ・プロの技” 的な感じで素晴らしいと思う。
しかし、相手の邪魔を掻い潜りながら、確実に決めれる場所やポイントで正確に蹴れるという技術もまた難しいものである。
難しいことでも当たり前のようにこなすのが、真のプロフェッショナルなのかもしれない。
僕はゴールキーパーなので、ゴールキーパーの立場なら9本のスーパーセーブと10本の正面のキャッチを選ぶなら、10本の方を選ぶと言ったところだと思う。
過去記事にも書きましたが、派手なセーブを連発してもたった一点取られただけで、試合に負けてしまうことがあるからだ。
ポジションは違えど、この当たり前の境地は通じる所はあります。
サッカー以外でもそうだと思う。
普段の仕事でも、難しそうなことでも難なくこなせるのが仕事の出来る人だと思う。
誰が見てもわかる成果や、世間に持て囃される偉業も大切なことだと思うが、難しい事を同じように着々と下地を積み重ねる大切さが必要なのだと思う。
そういう人もきちんと評価できる人間になりたいと思うし、評価していきたいと思う。
今日はこのへんで。
ご拝読ありがとうございました。
了
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