こんにちは! Nishi です。
ここ最近、休日はTVでスポーツ中継をよくやっているので嬉しい。
出かける用事がなければ、こういうTV中継はありがたい。
先日土曜日にJリーグの中継がありましたので観戦していました。
ここは北海道なので、もちろん中継される試合はコンサドーレ札幌の試合です。
皆さんお馴染み、ミシャことペトロヴィッチ監督になってから攻撃的なサッカーを展開するようになり、毎回降格争いをするまたJ2でくすぶっているクラブからがらっと変わって成績もうなぎ上り。
今やJリーグでも注目されるクラブになりました。
この前行われた試合でも、名古屋グランパスを相手に3-0の快勝。
この強さは本物だと思っていいと思います。
そしてその好調なチームを引っ張る鈴木武蔵選手。
この試合でもPKではあるがきっちり得点も決め、今シーズンも二桁得点を達成しました。
彼のポテンシャルなら、シーズン18~20得点は狙える選手だと思うのでこれからもっと研鑽してもらいたいです。
さて今日は、この鈴木武蔵選手をピックアップしたいと思います。
記事でもあるように、今年初めて日本代表のA代表に選ばれたもののまだ定着とはいえない立ち位置です。
個人的にはA代表の森保監督に提言したいのは、鈴木選手を常時召集して欲しいというものだ。
別に贔屓しているわけではなく、日本代表がこれから戦うワールドカップアジア予選及び本戦を戦う上で、戦術上必要になる選手だと僕は考えています。
まだまだ決定機に決めきる力だったり、チャンスの場面で小さなミスをしたり、少し足りない部分も目立ちますが、僕はこの先を考えてそのマイナス面よりも彼のポテンシャルを買います。
鈴木選手は185cmと日本人としては割と長身でスピードもあるので、高さを活かしたセットプレイなどにも重宝します。
新しく森保体制になってから前線には、永井や浅野など俊敏性が持ち味の選手ばかり召集されている。
※大迫は万能タイプなので敢えて今回名前に出しません。
要は似たような選手ばかり。
たしかに現代サッカーは、ディフェンスの裏をつくのにテクニックや俊敏性を活かして崩すのが流行りですが、ガッチガチに固められたりパワー全開で対応されるとそれも通用しなくなってしまいます。
実際昨年のベルギー戦は、ベルギーが二点差をつけられヤバいと思った時に本来やっていたパスやテクニックを屈指したサッカーを捨て、背の高い選手をどんどん前線に出してパワーサッカーで日本を攻めてきました。
皆さん記憶に新しいように、日本はそれに屈してしまいました。
このようにひとつの方向性だけではなく、ある程度複数の戦い方=オプションを備えておくべきだと考えます。
過去の記事でも書きましたが、”自分達のサッカー”だけでは勝てません。
むしろそこに拘り過ぎると致命的な失敗をしてしまいます。
大切なことは戦術的な柔軟性です。
その柔軟性を示す意味でも、鈴木選手のように高さでも勝負できる前線の選手は貴重な戦力になると考えています。
たしかに前線の選手としては得点数は物足りないかもしれないが、海外クラブに所属しているが試合に出ていないといった選手を召集するよりはマシだと思う。
使い続けて彼の力を引き出すのもひとつの手だと僕は思う。
日本がまだまだ世界に及ばないのは、選手だけではなく、監督やコーチ陣のこういった戦術面での柔軟性だと思う。
素直なキレイなサッカーも必要だが、時にはそれが足を引っ張ることにもなる。
人間社会もそう。
キレイ事だけでは生き抜く事は難しい。
勝負の世界のサッカーなら尚更だと思う。
少しでも日本代表が本大会でいい成績を残せるよう、今後とも厳しい視線を向けたいと思う。
ご拝読ありがとうございました。
了
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