こんにちは! Nishi です。
ラグビーのワールドカップはもう準決勝。
※この記事の内容は2019年10月26日16時現在で書いています。
イングランドvsニュージーランド
ウェールズvs南アフリカ
この二試合が今日明日で行われます。
ここまで来ると、この四ヶ国のうちどの国が優勝しても文句はないですね^^
個人的にはどちかというと判官贔屓な方なので、まだ優勝していないし、あまり知られていない国のウェールズに優勝してもらいたいかな^^
僕はサッカーでも、みんなが知っているようなビッククラブを、熱烈に応援するのではなくて、どちらかというと規模が小さいクラブチームに注目してしまう天邪鬼です^^;
例えば、スペインのアスレティック・ビルバオとかイタリアだったらパルマとかアタランタとか好きですね^^
よくワールドカップシーズンになると、優勝はどこの国か?ってテレビや巷では騒ぐじゃないですか。
僕はそれを予想するよりダークホース、つまりみんながここまで勝ち上がることはないだろうっと思っていた国を予想するのが好きです^^
前回大会は、クロアチアを推してたんですが、正直決勝までいくと思わなかったのでいい意味で予想を裏切ったかな^^;
これまで五大会くらい連続で躍進する国は当てていますw
ということで、ラグビーは今勝ち残っている国でいったらウェールズに注目したいです。
ところでこのウェールズやイングランドは、イギリス連合王国のひとつの国です。
過去記事にもさらっと書きましたが、他にスコットランドと北アイルランドも入ります。
オリンピックではイギリスとしてひとつの国で出場するのに、なんで別々で出場するの?ずるくない?っと思うと思います^^;
実はサッカーも四つ別々に代表を作り、大会に参加します。
これにはちゃんと理由があります。
1860年頃、世界で初めてサッカーの運営やルールを定めたサッカー協会がイングランドで設立されました。(FA)
それに続き、イギリス連合王国の他の国々もサッカー協会を作りました。
同じように、ラグビーも四つの国でそれぞれラグビー協会を作りました。
その後、時は経ちオリンピックも1900年代に団体を設立しました。
設立当時のオリンピック協会は、各国に競技団体は一国一協会を原則にしました。
その為、オリンピックではイギリスはサッカーとラグビーは四つの協会があるので出場出来ません。
逆に、オリンピック協会より歴史が古いサッカーとラグビーは、それぞれのワールドカップではイギリス四協会はそれぞれの代表チームを作って出場できるのです。
特例として、2012年のロンドンオリンピックでは四協会統一チームのイギリス代表を結成して出場しました。
しかし、この統一チームも前途多難だったようです^^;
特にスコットランド側は歴史的な軋轢もあり、統一チームに抵抗があったようです。
直前まで揉めましたが、結局は統一チームに参加することになったんですが、選ばれたメンバーが
イングランド・・・13名
ウェールズ・・・5名
スコットランドから選ばれなかった・・・(-_-;)
そのせいかどうかはわかりませんが、次のリオデジャネイロオリンピックでは統一チームは結成されませんでした^^;
まぁこのように、歴史的なことをふまえると今後も難しそうです^^;
という事で、ラグビーもサッカーと同様にイギリスは四つの協会それぞれでワールドカップなど国際大会は戦います。
来年は東京でオリンピックもあります。
イギリスの選手が出場している競技があれば、このような歴史があるんだなっと頭の片隅にあるとまた違った視線で楽しく観戦できるかもしれませんね^^
スポーツの面白さはこういったところもあると思います。
何事にも歴史がありますので、歴史を蔑ろにせず未来の発展に繋げていきたいものですね。
ご拝読ありがとうございました。
了
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