こんにちは! Nishi です。
連日盛り上がりを見せるラグビーワールドカップ日本大会。
決勝トーナメントの切符を賭けた予選リーグも残りあと2戦。(2019年10月4日現在)
日本代表は、初めての予選リーグ突破なるか大変見物ですね。
なにせ一位通過候補だったアイルランドに勝ったので、この後のサモアやスコットランドも日本に勝てば予選リーグ突破の可能性が出てきますので、対日本戦は両者大マジで来るでしょう^^
リーグ戦が混戦になってきて、観ている側としてはとても面白いです^^
しかし、ラグビーの場合は負けチームにも勝ち点が貰える仕組みになっているんですね。
①勝利 → 勝ち点4
②引き分け → 勝ち点2
③4トライ以上決めた → 勝ち点1
④7点差以内の負け → 勝ち点1
前回戦ったアイルランドも、ラストプレイ時に無理に攻めずに勝ち点1をもらって負けたのも、ただ負けで終わるのではなく、きちんと貰えるものを貰って負けるというなんというしたたかさでしょうか。
※褒めています^^
このくだりは以前ブログで書きましたが、日本も見習って欲しいところです。
さて、それではサッカーではどうでしょうか。
サッカー界も、これから2022年開催のワールドカップに向けて予選が始まります。
サッカーの場合の勝ち点は
①勝ち → 勝ち点3
②引き分け → 勝ち点1
③負け → 勝ち点0
になってます。
サッカーやラグビー以外も、競技によって勝ち点を導入して順位を決めることが多いです。
さて、そもそもこの勝ち点とはなんなんでしょうか?
これは昔サッカーが導入したものが始まりです。
1880年代に、当時はサッカーの大会はトーナメント方式しかありませんでした。
時を同じくして、アメリカの野球のリーグ戦の興行的な成功をみて、サッカーにもリーグ戦を導入しようと決めました。
蛇足ですが、リーグ戦の元祖は野球なんです^^;
しかしここで問題が発生しました。
野球では決着がつくまで延長を戦って勝敗を決めますが、サッカーには延長戦がなく引き分けがありました。
その為、野球の場合は勝ち数や勝率によって順位を決めることが出来ましたが、サッカーでは引き分けをどのように順位に反映するか問題になりました。
その問題を解決するために、試合内容をポイントで表す勝ち点制度が登場したのです。
当時決めた勝ち点は
①勝ち → 勝ち点2
②引き分け → 勝ち点1
③負け → 勝ち点0
注目して欲しいのが、勝ちの点数です。
当初は勝利が2ポイントだったのです。
この勝ち点配分は、1980年代まで続きました。(およそ100年くらい続きました^^;)
しかし勝利のポイントが2点だと、引き分けふたつ分と同じ価値になります。
これだと勝利の重み少なくないか?っという声が多数出てきました。
そして現行の勝利は3ポイントに変更されました。
ワールドカップでは1994年のアメリカ大会から採用されました。
結構最近なんです^^;
因みに、この時のワールドカップのアジア予選(ドーハの悲劇でお馴染み)は勝ちは2ポイントの旧制度を用いていまいした。
出典:wikipedia
サッカーは負けるとどんな負け方でも0点ですが、ラグビーだと負け方次第でポイントが貰えるので、より戦略性が問われると思います。
目の前の試合だけではなく、戦略的なリーグ戦の戦い方はサッカーの日本代表も身につけていって欲しいです。
また現場の人達だけではなく、僕ら観戦側も戦略的な知識を身につけておくことでよりシビアにサッカーを楽しめるのかもしれません。
とにかく、サッカーもワールドカップに向けた戦いが始まります。
まだ強豪と当たることはないですが、それなりに戦略を立てて次の最終予選に備えて欲しいです。
人選には特に口を挟みませんが、精一杯戦ってより良い結果を得て欲しいです。
ご拝読ありがとうございました。
了
⇓参加しています。ポチっとしてくれると励みになります。