こんにちは! Nishi です。
日本人選手が海外で、特に欧州のクラブチームに移籍するのが珍しくない時代になりました。
二十年くらい前は、中田英寿選手や小野伸二選手など極わずかな選手しか海外でプレイしておりませんでした。
あれから月日も経ち、今やたくさんの選手が海外へ移籍するのが珍しくはなくなりました。
しかし日本サッカー自体のレベルは上がったのか?
っと問われると、僕がサッカーを始めたころに比べると代表選手のレベルは遥かに上がっていると思います。
1998年に初めてワールドカップに出場して以来、アジア予選を勝ち抜き連続で出場はしています。
しかし、ベスト8まで届かない。
ましてや、ワールドカップに出場するたびに世界の強豪国と対戦し、レベルの差を痛感させられます(-_-;)
ブラジルやドイツ、スペインなど強豪国と呼ばれる国々はおろか、メキシコやコロンビア、クロアチアなど中堅国とも比べると、まだまだお世辞にも泡を吹かせるようなレベルにはないと思っています。
個人的には、細かい所または勝負どころのサッカーIQと呼ばれる瞬時の状況判断力は弱いと見ています。
その問題点が如実に現れたのが、下記の記事のケースではないでしょうか。
この場面記事でもあるように、中島選手のチーム(FCポルト)が2-0で勝っている状況の中で、残り時間15分の時間帯で中島選手が投入されました。
監督(チーム)としては、このまま残り時間何事もなく試合を終わらせてくれればいいと思っており、中島選手にボールを取りにいく位置など指示があったと思います。
仮に積極的に取りにいけという指示があったとしても、スコア的にも2点差で勝っているので無理にボールを取りにいって、相手側に空いたスペースを提供する必要はありません。
ましてや味方も疲れがあり、前に押し上げられておりません。
記事では「監督の指示通り動いたからだ」と擁護している意見が見られましたが、ワンランク上を目指すのであれば、ピッチに立ったときに、監督に指示された通り動くのではなく自身で判断して、時には指示に逆らって修正していく力が欲しいところですね。
孫子の兵法でいう君命に受けざると所ありです。
※君主の命令でも受け入れられない事もあるっという意味
重要なのは勝つ事。
プロサッカー選手なら尚更です。
その一番大切な目的を忘れて、違うところばかり目線を向けて追いかけるのは結果的に失敗してしまいます。
楽しむことも大事かもしれません。
ただそれは本来の目的とずれているので、あればただのエゴです。
少年サッカーの指導を少しお手伝いしていた時も、
「おじさんの言う事ばかりに動くもんじゃないよ」
っと口酸っぱく指導しております。
子供たち自身が、しっかり現状を把握して正しい判断をする。
サッカーだけの話ではなく、大人になって社会に出たときにも要求される能力だと思う。
子供たちには、サッカーを通してその事を学んで欲しいと思っています。
さて、この記事を書いている最中に関連するニュースがありました。
今度は先週の失敗を反省し、チームの勝利に貢献できたようです。
批判されても、しっかり分析して汚名を挽回する。
これこそプロの姿勢かと思います。
欧州はじめ、海外の批評ははっきりしているので、やるべきことをやらなかったらすぐに叩かれます。
そして、きちんと結果を残せば賛辞を送ります。
批判は無視するのでなく、己への糧だと思って前に進んで欲しい。
負けは撒いて勝つ為の糧と成れ。
これからも頑張って欲しいです。
ご拝読ありがとうございました。
了
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