こんにちは! Nishi です。
今週末にラグビーのワールドカップが開幕するとういことで、先日はラグビーとサッカーの起源のお話を記事にしました。
歴史を紐とくと、なかなかおもしろいものです^^
「危険を避けるため、全面的に手を使っちゃいけないにしよう」
「いやいや、反則を明記すればいい話だから、全面的に手を使ってはいけないはおかしいだろう」
そういう会話がされたかどうかわかりませんが、まぁお互い別々の道を行こうと決めたのですね^^
サッカーも今やルールが整備され、細かいルールの微変はあるものの、大きくは変わっていません。
しかし当初はこのルールも、チームや地域ごとで違っていて、試合をする前から諍いがありました。
その中には、
「手は一回までなら使っていいだろう」
っといったものもありました。
サッカーなのに、手を使ってもいいなんておかしいだろうと思った人もいると思います。
が、当初はまだ手を使ってもオッケーなラグビーと分かれたばかりということもあり、まだ完全に手を使ってはいけないというルールは厳しすぎるだろうと主張したチームもあったようです^^;
なんだか僕らの日常でもこういうことあるよなぁ・・・
新しく企画などする時に、A案派とB案派がいて議論が白熱してなかなか決まらない。
じゃあちょっとこっちの言い分も少しいれてみよう・・・
まっ、そういったことが当時サッカーが始まったころにもありました。
まだ一貫したルールがなかったころは、試合前にどんなルール?っと確認してから試合を行っておりました。
そのため例えば、”手は全面禁止のチーム”と”一回までならいいよ”というチームが試合をする前にはもめることがありました。
その時は、前半は手は使ったらダメ、後半は一回までならいいよというお互いのルールをとって試合をすることもありました^^;
なんだそれは!
っと、思ったかもしれません。
紳士の国、英国様なんでお互いの意見を尊重した結果です^^
他にも試合をする人数の明記もなかったので、チームによっては10人だったり、20人だったりバラバラでした。
こういう時も先程と同じように、前半は10人で、後半は20人で試合することもありました。
お気づきになったと思いますが、これだと試合をする度にいちいちめんどくさい。
っということで1863年に、ルールを統一してそれを統括する団体、サッカー協会(FOOTBALL ASSOCIATION = 通称:FA)を作ることになりました。
そしてこの設立したその時にあったルールが、手を使ってボールを運ぶのは禁止だが、飛んできたボールをキャッチはしてもオッケーでした。
しかもノーバウンドのボールなら「マーク!」と言ってキャッチに成功すれば、そこからフリーキックが貰えました^^;
その代わりに今のサッカーになくて、逆にラグビーにあるルールがありました。
それは、ボールより前にいる選手にボールを渡してはいけないというルールがありました。
ラグビーは、今も前にいる選手に手でボールをパスしてはいけませんね。
オフサイドという反則を取られます。
実はこのオフサイドのルールが、サッカーとラグビーを全く違う競技にしたのです。
今書いてきた流れでは、”サッカーは手を使ってはいけない”まで辿りついていませんが、よくサッカーに詳しくない方で多く聞かれるのが、「オフサイドの意味がわからない」とよく聞かれます。
このオフサイドの歴史を紐とけば、サッカーはなぜ手を使っちゃいけないのかまで理解できます。
ということで、次回はオフサイドについてお話したいと思います^^
ご拝読ありがとうございました。
了
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